本決算後の『予算管理 』
本決算が終われば、利益予算が達成できた/できなかった、どの部門が達成できた/できなかったが確定します。ここで、『達成できたね/できなかったね』で終わらせてはいけません。
大切なのは、達成できた/達成できなかった要因を明確にし、次年度の予算・目標に活かすことです。
『達成できた/達成できなかった要因を明確』にするのは部門長ですが、予算管理推進部門ではそのための資料作成を行う必要があります。
作成する資料の内容は年度中の資料とほぼ同じ内容となりますが、『組織全体の要約』資料には、組織にとっての次年度の大きなイベント・事象をわかっている/予測できる範囲で記述するとよりよい資料になるかと思います。
また、『どの部門が達成できた/できなかった』ということに対して、何かしらのご褒美を制度として準備しておくことも予算管理への動機づけになるかと思います。
『見込管理』に続く…